Rugby Ready

ラグビーの運営とプレーに関わるすべての人は、プレーヤーに対して配慮する義務があります。Rugby Readyは適切なセーフガードを導入することにより、グッドプラクティスに対する認識を高め、ステークホルダーがコンタクトスポーツ特有の危険を管理できるようにしています。

なぜRugby Readyが必要なのか?

ラグビーユニオンは、7人、10人または15人からなる2つのチームによって行われる競技で、ボールをめぐって肉体的に争うことから負傷のリスクが伴います。研究により、その危険の程度、性質、および原因が明らかにされています。そのようなリスクを可能な範囲で理解して管理していくことは、ラグビーの競技に関わるすべての人の責任です。

その目的は?

Rugby Readyは、ラグビーのリスクに関する周知と理解を促進し、ベストプラクティスに対する認識向上を目的としています。

誰のため?

Rugby Readyは、試合日やトレーニングにおける、プレーヤー、コーチ、マッチオフィシャル、親(保護者)、教師、応急処置を行う者、そして、ボランティアを含むラグビーの競技に参加する可能性のあるすべての人を対象としたリソースとして作成されています。

Rugby Readyの使い方

Rugby Readyは、3つのプラットフォームで提供されています:

  • ハンドブック
  • オンラインの学習プログラム
  • 対面式のコース

ハンドブック、対面式のコース、オンラインの学習プログラムのどれについても、単体利用も効果的ですが、3つのプラットフォームを合わせて使用するとより効果的です。

ラグビー競技に関与するすべての参加者が、RugbyReadyのオンライン学習プログラムに参加することが推奨されます。

RugbyReadyのウェブサイトでは、資料を読んだり動画コンテンツを見たり、オンラインのセルフチェックテストを受けることもできます。これに合格すると、認定証が発行されます。

プレーヤー、コーチ、マッチオフィシャル、応急処置を行う者など、フィードにてラグビー競技に関わるすべての人には、対面式のコースに参加することを強く推奨します。対面式のコースでは、Rugby Readyで取り上げられている競技の要素を実際に体験することで、オンラインコースで得た理解をより深めることができます。対面式のコースは、様々な形式や状況で実施することができます。

各協会がそれぞれの方針や手続きを定めていますので、自分が属する国の協会への連絡を行いたい場合は、以下のリンクをご確認ください:https://www.world.rugby/organisation/membership/member-unions 

Rugby Readyは、すべてのラグビーに適用することができます。