負傷したラグビープレーヤー

ラグビーにおける傷害(ケガ)のほとんどは、手足に対するもので、通常腫れや打撲、筋挫傷や捻挫などがあげられます。ラグビーは、腕や肩でタックルするコリジョン(衝突)スポーツです。これにより、必然的にプレーヤーには、ノックアウトされる(意識を失う)リスクがわずかながら伴います。グランドで頭を強く打つなどして気絶する場合もあれば、状況によっては更衣室において、糖尿病のプレーヤーが急激な血糖値の低下(低血糖)により意識不明になったり、心不全など他の医学的原因によって意識不明になることもあるかもしれません。

受傷機転を目撃したのであれば、原因は明らかであるかもしれません。しかし大切なことは、深刻な事態になりうる傷害(ケガ)に対して柔軟な対応を心掛け、必要な場合は至急援助を求めることです。