重篤な頭部損傷の症状

1. 脳振盪の症状と類似である

意識は消失している場合と消失していない場合があります。放心状態、「ぼんやり」している、記憶喪失、集中力がない、吐き気がする、青ざめるなど。

2. 長引く意識消失

ほとんどの場合、意識消失したラグビープレーヤーは、30秒から40秒程で意識が回復するにも関わらず、長引いている場合。

3. けいれん発作

けいれん発作やひきつけは、意識消失の際に起きる全身の震えです。脳損傷の兆候です。

4. "Talk and die”

度の頭部損傷を受傷したあと、または短時間意識を消失したのちに、プレーヤーはほとんど正常に回復するにもかかわらず、数分後に再び倒れて意識を消失する場合があります。これは、初回の衝撃の後から出血が蓄積し、やがて脳を圧迫するまでに時間差があるためです。

5. パンダの目徴候と耳の後ろのあざ

頭蓋骨骨折をきたすと、耳の後ろにあざができたり、脳の周りから血液がつたって両目の周りが黒くなることがあります。しかしながら、これらは後期の兆候であり、初期の段階ではあまり見られません。