アメリカ心臓学会のガイドライン

このセクションは、アメリカ心臓学会のガイドラインに基づいています。

心停止の確認は難しい場合があります。突然倒れたのが目撃されていない場合、またはコンタクト場面から離れたところで倒れた場合―プレーヤーがラグビーのピッチ以外で「気絶」した場合―は、常に心停止を念頭に置いて評価するべきです。そのような負傷者は全例、まずDR ABC とMILSシステムでアプローチします。反応を評価する時は、肩を軽く叩いて「大丈夫ですか?」と叫びます。プレーヤーが呼吸をしていないか、正常な呼吸をしていないか(喘ぐ)に注意をし、プレーヤーを動かす必要があるのかを判断します。

反応がないプレーヤーに心停止が発生しているかを判断する上で、重要な評価はプレーヤーが「正常な」呼吸をしているのかどうかです。例えば、プレーヤーが倒れる直前にピッチの距離を全速力で走っていた場合は、呼吸が速く対照的な胸部の動きをしていることが前提にあることなどを想定して判断します。

安全なアプローチ: 周囲の安全を確認する。

評価:肩を軽く叩いて「大丈夫ですか?」と叫ぶ。

呼ぶ 助けを

気道と呼吸:「正常な」呼吸の兆候を確認する; くすんだ顔色や末期呼吸(喘ぎ)は正常ではない。

依頼する 誰かに救急サービスへ電話をしてもらい、AEDの手配を依頼する

CPRを開始する