ラグビー施設の利用、トレーニング、プレーの安全な再開

家庭生活、ショッピング、カフェの利用はすべて、PST 措置により大きな影響を受けています。同様に、クラブの施設の利用、トレーニングの再開、そして最終的なプレーの再開は、これまでの習慣とはまったく異なるものに様変わりします。本セクションでは、PST 措置が講じられている間、クラブのトレーニング室(ジムを含む)、医務室、リハビリ室、ミーティングルーム(チームの施設)を利用する際の行動をどのように変える必要があるかについて、助言を提供しています。

感染者は、直接触れたり飛沫を拡散したりすることにより、表面を汚染する場合があります。リスクは、以下の措置を講じることにより最小化できます。これらの措置は、クラブやあなた自身にも推奨されています。

  • 手指消毒剤を定期的に使用してください。
    • トレーニングやプレーを行う施設では、手指消毒剤が出入口や各部屋に置かれていなければなりません。
    • 家では、外出から帰ってきたときに必ず、両手を消毒するか、20 秒間石鹸で洗う必要があります。
  • ドアノブ、公共のコンピューターのキーボードなど、接触頻度の高い表面に触れるのを避けてください。

更衣室、シャワー室、食堂などの共有エリアの使用を避けてください。ほとんどの場合、これらの施設は閉鎖されているでしょう。PST 措置が講じられている際にトレーニングを再開する場合、最初はなるべく共有施設を使用しないようにしてください。

本文書の内容はWHO のガイドラインに沿っています。WHO のガイドラインでは、施設を使用後毎日清掃することが推奨されています。毎日そのような清掃ができる状態ではないクラブもあるかもしれません。クラブの施設は、清掃が完了するまで、利用できないままになります。

行動は言葉より説得力があるもので、自分、家族、同僚、友人の健康に影響を及ぼします。コーチにとっては、措置の下で許されていること以上のことへステップを進めたくなる誘惑に駆られること悩みとなるでしょう。次のセクションは、PST 措置の下でのラグビーセッションを計画し、管理する人全員が読み、理解する必要のあるものです。