法律の明確化 2-2024
指定されたラグビー委員会メンバーによるルールの明確化
法律の明確化 | 2-2024 |
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Union | JRFU |
ルール | 8.14 |
日付 | 2024-05-20 |
質問
日本ラグビーフットボール協会(JRFU)は、以下、競技規則の解釈の明確化を要請した:
質問 - キッカーがキックをする前のルーティンをひとたび終えたならば(動かない/静止している)、次の動きでいずれかの方向に「ボールを蹴ろうとして近づき」始めたこととなるので、ディフェンダーはそのキックをブロックしてよいか?
質問 - 「いずれかの方向に動く」とは、特に足の動きを指すのか-上半身、腕、脚の動きは関係ないのか?
関連する法的文章:
8.14 相手側のプレーヤーは全員、キッカーがボールを蹴ろうとして近づこうとしていずれかの方向に動くまで、自チームのゴールラインまで下がる。キッカーが近づき始めたら、ゴールを阻止するために、チャージしたりジャンプしたりしてよいが、その際、他のプレーヤーに体を支えてもらったりしてはいけない。
回答
質問: キッカーがキックをする前のルーティンをひとたび終えたならば(動かない/静止している)、次の動きでいずれかの方向に「ボールを蹴ろうとして近づき始めた」こととなるので、ディフェンダーはそのキックをブロックしてよいか?
はい。その通りである。
質問 - 「いずれかの方向に動く」とは、特に足の動きを指すのか-上半身、腕、脚の動きは関係ないのか?
はい。セットポジションからいずれかの方向へ脚を動かすことが見極めのサインであり、他の身体部位の動きではない。
各キッカーには、ゴールキックを蹴るためのセットポジションに入る際に行う様々な準備のステップや動作がある。セットポジションに入ったものの再調整が必要な場合は、速やかに行わなければならない。最終的にセットポジションが整ったら、それは、次にキッカーが一歩動いた、または、踏み込むために足を地面から離したら「ボールを蹴ろうとして近づき始めた」ことを周囲に示すこととなる。
コンバージョンを蹴るキッカーがいずれかの方向に一歩動いたとき - 競技規則8.14に従って- 相手側はキックをブロックしようとし始めてよい。
今回のJRFUの例のように、相手側にとって足がいつ動いたのかを見極めること、および、マッチオフィシャルにとってブロックしようとする試みの正当性を判断することが非常に難しい動きがいくつかある。キッカーには、このような動きをできるだけ控えるようにし、何が準備で何がボールを蹴ろうとして近づき始める動作なのかを明確にすることを奨励したい。
レフリーは、必要と考える場合には、腕の上げ下げのシグナルを明確に行うことで、チャージの開始を示すことができる。