マスクの役割

  • 公共の場でのマスクの使用のガイドラインは、国により大幅に異なります。(3)当初の助言ではマスクの使用は推奨されていませんでした。しかし、多くの国がマスクの使用を推奨するようになってきており、自家製の(布)マスクも含め供給量が高まるにつれ、マスクの使用はますます支持されるようになっています。(4,5)
  • WHO の新しいガイドラインでは、プレーヤーが有酸素運動を行う際は、呼吸がしづらくなる可能があるためフェイスマスクを着用するべきではないとしています。
  • サージカルマスクや N95 マスクは、病気の罹患や拡大を防止する可能性があります。しかし、こういった品質のマスクは供給が追い付いておらず、医療従事者のために確保しておく必要があります。
  • 感染者は症状が出る前の最大 2 日前から感染力を持っている可能性があり、感染者の中には症状がとても軽く、感染したことに気づかない人もいます。最近の調査により、無症状の人がウイルスを拡散していることが多いことが示されています。近距離での接触が避けられない際のマスク着用を習慣づけることは有益で、コスト効果の高い手段である科学的証拠が多数挙げられるようになっています。これは、多くの皆さんやクラブが感染拡大を防止するためにできることをすべてやっていることの表れです。
  • 手製の布マスクは、大声で話したり笑ったり、咳やくしゃみをしたりする際の飛沫の拡散の防止に役立ちます。また、着用する人が顔に触れるのを防止することもできます。これにより、表面の接触による拡散が防止されます。
    • 布製のマスクは、自分が感染している場合に、他の人を守ることができます。
    • 推奨されているソーシャルディスタンシングは保ち続ける必要があります。布製のマスクは、ソーシャルディスタンシングの代替手段とはなりません。
    • 自分が感染している場合、または感染していると思う場合、外出時またはチームと合流するためにマスクを着用するのではなく、自宅にとどまり、チームドクターまたはかかりつけの医師に連絡をしてください。
    • ミーティング、診察などの屋内活動にマスク着用が推奨されていますが、推奨されているソーシャルディスタンシングが保てない場合(例:特定のジムでの活動)などもマスクの着用を検討しなくてはなりません。