コーチがActivateを活用する際に注意すべき重要ポイントは何ですか?
Activateは、トレーニングの開始時や途中、または、試合前のウォームアップとして活用できます。プログラムを一連の流れで実施する場合、ユース向けバージョンは約20分、成人向けバージョンはプレーヤーとコーチがエクササイズに慣れれば約25分で完了します。下の表は、ユース向けおよび成人向けバージョンの内容を示しています。すべてのバージョンは、ランニングを基礎としたウォームアップから始まり、その後、下肢のバランス、筋力、パワー、可動性、着地や方向転換時のコントロールを高めるエクササイズで構成されています。
ユースプログラムの構成 |
| パート | フォーカスポイント | 時間 | エクササイズの種類の数 |
|---|---|---|---|
| A | ランニングを基礎とした準備運動と方向転換 フォーカスポイント: 体幹・下肢の安定を維持したランニング動作・コーディネーション・方向転換スキル | 2分 | 3 |
| B | 下半身のバランストレーニング フォーカスポイント: 静的・動的エクササイズを通じた動作コントロールの向上 | 4分 | 2 |
| C | ターゲットを絞った(部位別)レジスタンス・トレーニング フォーカスポイント: 全身の筋力、安定性、可動性の向上 | 8分 | 5 |
| D | 着地、方向転換、プライオメトリック・トレーニング フォーカスポイント: 着地や方向転換動作時の体幹・下肢コントロールの向上 | 6分 | 2 |
| 合計 | 20分 | 12 |
成人向けプログラムの構成 |
| パート | フォーカスポイント | 時間 | エクササイズの種類の数 |
|---|---|---|---|
| A | ランニングを基礎とした準備運動と方向転換 フォーカスポイント: 体幹・下肢の安定を維持したランニング動作・コーディネーション・方向転換スキル | 2分 | 2 |
| B | 可動性、レジスタンス&静的バランストレーニング フォーカスポイント:  全身の筋力、安定性、可動性の向上 | 9分 | 6 |
| C | レジスタンス、ダイナミックバランス、方向転換、プライオメトリック・トレーニング フォーカスポイント: 全身の筋力、可動性、体幹・下肢コントロールの向上 | 9分 | 6 |
| D | 首のレジスタンス・トレーニング&スプリント・コンディショニング フォーカスポイント: 首の機能改善、無酸素性コンディショニングの向上 | 5分 | 2 |
| 合計 | 25分 | 16 |
コーチはActivateを実施するために、競技区域をどのようにセットアップすべきか?
エクササイズは、できるだけ広く安全な天然芝または人工芝のピッチで行うことが望ましいですが、滑りにくい屋内フロア(例:体育館)でも実施可能です。コーチは、プレーヤーがエクササイズを行う場所に危険なものがないか、常に確認してください。
下の図はActivate実施時に推奨されるピッチレイアウトを示していますが、コーチは状況に応じて競技区域を調整できます。参加するプレーヤーの人数にもよりますが、20メートル×20メートルの正方形1つの空間でもプログラム全体を実施可能です。ただし、より広い空間があると、プログラムの実施方法にバリエーションを持たせやすく、プレーヤーが各エクササイズを練習するスペースも十分に確保できます。

Activateを実施するにはどのような用具が必要ですか?
Activateでは、用具の準備はほとんど必要ありません。エクササイズを行うエリアを示すために、コーンをいくつか用意するだけでセットアップ可能です。多くのエクササイズはプレーヤー1人またはペアで実施しますが、ランニングを伴うエクササイズはグループで行います。
コーチは、エクササイズがより目的意識の高いものとなり、プレーヤーが楽しみながら取り組めると判断した場合、ラグビーボールやその他の適切な用具を導入できます。ただし、用具を導入する際は、プレーヤーがエクササイズの本来の目的通りに正しく実行しているかを常に確認し、指導する必要があります。また、一定時間(例:30秒間)のエクササイズを行う場合は、コーチ以外の人(アシスタントコーチや練習に参加していないプレーヤーなど)がタイムキーパーを務めるのが望ましいです。これにより、コーチは時計を気にせず、プレーヤーのテクニックの観察や指導に専念できます。